Urban Architecture Planning Partnership
       
















  『大和町の窟(いわや)』

はじめに

計画地は、宮城県のほぼ中央に位置する大和町にあり、七ツ森を望める宅地開発されたばかりの住宅地にあります。

敷地の廻りにはまだ空き地が多いですが、大手企業の工場などが次々と進出している地域のため最近急速に活性化しており、廻りにはこれからどんどん建物が建ってゆくことでしょう。

スタディの際の様子は、こちらをご覧ください→→→

外部空間



西側から見た外観

敷地は南側と西側で町道と接した、角地にあります。地形は、北から南へと緩やかに傾斜しています。


近づいてみたところ。
分棟型の建物で間のスリットの部分が中庭になっています。こういった部分で各部屋の快適な採光や通風を確保しています。
また、リビングの様子などが、こうして自然に外に漏れ出すようになっています。

北西側外観
この舗装部分が駐車場です。


北側の外観。
右の道路側の少し引っ込んだ部分からエントランスに入ります。

エントランス

玄関に入るとこんな感じです。
重厚な鉄筋コンクリートの壁から軽快な階段がリズミカルに跳ねだされています。階段をのぼるとリビングがあります。


リビング


階段からリビングに入ると、中庭のある開放的なリビングとなっています。
ベンチの高さがちょうど庭の高さに揃っています。


反対側からみたところです。コンクリートを蓄熱体とした躯体蓄熱式暖房(深夜電力利用)によりベンチや壁も温めており、冬も暖かい空間となっています。


大開口サッシを開いてリビングのベンチに座ると手の届くところに中庭の植栽があります。

キッチンダイニングを見たところ。人造大理石で製作した真っ白な天板のすっきりしたキッチンです。レンジフードは鉄骨の鋼管により壁から跳ねだしていて、空中に浮いているような雰囲気です。


玄関と反対側の階段です。中庭の下をくぐるように居室につながる通路があり、洞窟に入っていくような雰囲気になっています。

廊下


階段を下りて見返すとこんな感じです。


廊下は、幅700mm程度、天井高さ1910mmと幅も高さも最低限に抑えています。

夫室

狭い廊下をぬけると、どーんと吹き抜けの空間に出ます。手前が旦那さんの部屋、奥が奥さんの部屋となっています。見上げたところにリビングと同レベルにある中庭を見ることができます。

旦那さんの部屋から奥さんの部屋を見通したところ。そのむこうがバスコートです。


旦那さんの部屋から中庭を経由して「予備室(子供スペース)」をみたところ、です。


妻室
奥さんの部屋です。バスコートに接しており、ここに洗濯物を干します。
バスコートの左側がバスルームです。

そこから振り返ってみると…、向こうに夫室が見えます。

予備室(子供スペース)


こちらは予備室。将来の家族の形態の変化に合わせてフレキシブルに使われる予定です。
当面は、子供部屋などとして利用されます。床材はコンクリート打ち放しに防塵塗装を施しています。
正面の庭越しに見えるのは、夫室です。


見上げると、中庭の植物越しにリビングが見えます。


庭越しに見えるのは玄関ホールです。





床下収納 クローゼット

この空間に、必要にしたがって、ホームセンターで買った棚を置いて使用します。

家事コーナー

水廻りのそばに設置されたアイロンがけや洗濯物をたたんだりできる家事コーナーです。左側の折戸を開けるとクローゼットになっています。
家事コーナーと、洗面、物干スペース、クローゼットは、コンパクトな動線で繋がっています。

トイレ


真っ白い内装材が視覚的に広がりと清潔感をもたせています。奥は洗面脱衣、浴室と水廻りがつながっています。

洗面脱衣室

洗面脱衣室。

浴室

物干し場のデッキスペースにつながる浴室空間です。

夜景

日が暮れてくると、徐々に部屋の雰囲気が変わっていきます。




ライトアップされた中庭がとてもよい雰囲気です。